EVERSMILE(エバースマイル)
映画の紹介文、コメント、ショートレビュー的な雑文を書いています。何かの参考になれば幸いです。
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さっき注文した炒め物のせゴハンは香辛料がほど良く効いたナンプラーの香りが漂っており、食べてみるとやはり辛くて美味かった。私たちはタイスキを食べ、炒め物のせゴハンも食べ、ビールを飲んでいた。

タイスキの具を八割ほど食べたころ、雨粒が私の頬を濡らした。もしかしてこれから雨が降るのかと思った。しかし、この屋根のない露天食堂でどうやって食事をするのだろうと思っていると店員はどこからともなく大きな雨傘とそれを立てるための支柱を用意し始めた。私たちの席に雨傘は据え付けられなんとか食事は続けられそうだった。そう、私と妻はなんとか食事を続けたのだ。時折吹く風も激しくなっていき雨も強くなってきた。二人とも多少雨粒に当りながら食事を終えた。

夕飯の後もうホテルへ帰ることはできないくらい雨が降っていた。お腹一杯になったころ、雨雲はバンコクの雑踏を雨一杯の風景に塗り替えていた。雨だけではなく風も激しくまるで台風の暴風雨だった。私たちは建物の軒下で雨宿りをする。目の前は雨が地面を激しく叩いている。こんなにバンコクで雨に見舞われたのは二人とも初めてだ。まわりは急いで店をたたんだり、トゥクトゥクに駆け込んだり、バイクがスリップしたりといろいろな雨中のできごとがあった。

同じところで雨宿りをするのはなんだか退屈だったので建物の軒下をたどって歩き、私と妻はセブンイレブンの中へ入った。少し雨で濡れた私たちにはセブンイレブンの店内は寒く感じられた。おにぎりでもと思ったが、ここはタイなのでそんなに欲しくないにもかかわらず水でも買ってみた。店内の隅でゴキブリを発見した。南国タイで目にするゴキブリはやはり大きかった。5、6センチはあっただろう。

ゴキブリのいたセブンイレブンを二人はあとにし、ワールドトレードセンターとセブンイレブンの間にある屋根付の陸橋で風雨をしのいだ。しばらく―おそらく食事後1時間以上だろう―すると大雨はようやく小粒な雨へと変わった。「じゃあ、帰ろうか」と妻に私は言い、少し静かになったバンコクの町の中、ホテルへと足を向け小雨の中歩いて戻った。

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ホテルでしばらく私と妻はくつろいだ。外で何か食べようかということになったので、妻と一緒に外へ出た。

ホテルの外へ出てラチャラムリロードをワールドトレードセンター方向へ歩いてみた。歩道の傍らにはいろんな種類の店がある。つくねのようなものを串刺しにして売っている屋台、その場で搾った柑橘類をジュースとして売るお店、花飾りを売る店、カットフルーツを売る店、カオパット(タイ風炒飯)を作っている屋台などがある風景を眺めていると私はやはりタイに来ているのだと思わずにはいられない。

ワールドトレードセンターの向かいのセブンイレブンの近くで、バンコクで暮らしている人々―おそらく私にはそう思える―が路傍に並べられた食卓で焼肉やら鍋もの―タイスキと呼ばれる―を食べている光景が私の目にとまった。

そこにあった席に私たちは座り、その鍋ものを食べたくなったので、店員にタイスキをお願いしますと頼んだ。私たちに、写真入りのかなり年季の入ったメニューを見せられ、どの具を注文するかを聞かれたので、ラグビーボールのような形をした魚の練り物、ボール型の豚肉の練り物、イカ、クラゲ、鶏肉、そして野菜の盛り合わせを注文した。

注文が終わると今度は飲み物販売担当の店員がやってきたのでビアシンというビールをオーダーし、その売り子に60バーツ払う。乾杯をして気持ちよくビールを一口飲むとそれから食卓の上には丸いレンガ色の土鍋が運ばれた。鍋から食欲をそそる香辛料の香りが漂う。私と妻は鍋に具を入れ始める。鍋の容量限界の半分ほどは野菜、残り半分はその他の具を適当に入れ、蓋をして少し待った。具に大体火が通ったら、タイスキのタレを椀に少し入れ煮汁で薄め、椀に具を入れて食べる。タイスキを食べ、ビールを飲んだ。タイスキを味わっただけでなく、日常からの開放感を妻と一緒に味わった。ビールが無くなったのでビールをもう一本追加し、ついでにグラスに氷を入れてもらった。外で飲むビールはすぐに温くなってしまうからだ。

他にも何か頼もうと思い屋台を見て回る。屋台タイスキ誰かがタイ米の上に豚肉と野菜を炒めたものを屋台の店主から渡されているのを目にしたので、私はそれと同じものが欲しいと指差し注文した。店主はあとでテーブルまで持って行くと示唆したので私はテーブルに着いた。4、5分すると店主は私を探しながら注文した炒め物のせゴハンを持ってきた。30バーツを店員に渡した。「コープクン、カッ(ありがとう)」と言われ、それから私も「コープクン、カッ」とおうむ返しに喋った。

ホテルに到着し、フロントでホテル予約のコピーをスタッフに見せながら
「Check-in, plea…、あっ、日本人ですか」と私は言った。

彼のジャケットの胸ポケットにはローマ字で日本人の苗字が記されたバッジが付けられていた。フォーシーズンズホテル・バンコクくらいのホテルでは日本人のスタッフがいるのは当然なのだが、ここは日本国外なので自然に英語を使ってしまう。パスポートを見せたり、クレジットカードを見せたりしてチェックインの手続きが終わると、私たちは部屋まで案内される。

彼はホテルスタッフらしい態度で部屋までなんのそつもなく案内した。カードキーを差込部屋に入る。部屋に入るとまた彼は部屋の説明一通りした。彼が部屋から出て行ったあと、私は廊下の棚にあったフルーツに気がついた。リンゴ、オレンジ、マンゴスチンが盛られていた。マンゴスチンを冷蔵庫に三ついれた。マンゴスチンは少し窮屈そうだった。

しばらくすると、チャイムが鳴った。スタッフがやってきて部屋の中でジャスミンティーのサービスをしてくれた。彼女が出て行った後、ソファに座りながら私と妻はそれを飲んだ。外はプールが見え、何人かの宿泊客が遊んでいる。部屋にはタイ絵画が掛かっている。部屋はそんなに派手な感じではないが、さりげなくタイの雰囲気があらわれている。部屋から出なくてもいいと思うくらいくつろげる雰囲気があるのだ。

空港到着フロアの出口のタクシー受付で私は行き先のホテル名を告げた。私と妻はタクシーに乗車する。バンコクのタクシーはメーター制でタクシーの屋根には大体TAXI・METERのサインがある。まれに交渉制のタクシーがあり、私は一度だけ目にしたことがある。タクシーの初乗り運賃は35バーツで日本円にして約90円程度だ。空港からバンコク市内まで2回高速道路の料金を払う。合計70バーツの高速料金を払う必要がある。

タクシーはかなりくたびれたクルマ(マツダ)だった。これくらいぼろぼろでもマツダ車は走るところに感動するくらいボロボロだった。さすが日本車だなと思わせた。タクシーの車内にはよくミニチュア仏像やら花飾りやらがおいてあることが多いのだが、このタクシーはそうした飾りは何もなく、タイにしては珍しく感じられた。

私たちがタクシーに乗って20分くらいするとバンコクの高層ビル群が見えてきた。タクシーは高速の高架を下り、そしてスクンビットロードに入りプルンチットロードへ進みラチャダムリロードとの交差点を左折して私と妻の乗ったタクシーはホテルに到着した。

ドンムアン空港にてタイ国際航空TG649便は5時間ちょい飛行し、バンコク・ドンムアン国際空港に3時すぎに到着した。

だいたいいつも、タイ国際航空で福岡からバンコクに到着し、飛行機から降りるといつもバス移動で到着ターミナルへ移動となる。そして今回もその例外とならずターミナルビル移動用バスに私たちは乗った。バス移動は少し面倒くさい。そしてこのバス移動はタイらしくちょっと運転が荒い。ターミナルビルに到着すると入国審査だ。私たちはFOREIGN PASSENGERと記してあるレーンに並ぶ。それ以外のレーンでも、入国審査官の手が空くとそっちへ行くように案内されたことが以前たまにあったけど、基本的に日本人はFOREIGNERの方に並ばないといけない。

審査で私たちは特に何もきかれることもなくパスポートに長方形のスタンプが押された。出国カードがホッチキスでこのようにされるのはあまり好きではないのだが、直接ガチャリとパスポートの査証欄にくっつけられて入国手続きは終わった。

機材はA300だった。私は搭乗するときにJAPAN TIMESと朝日新聞をもらっておいた。別に新聞がとても欲しいわけでなくてもなぜかこういうときにはもらってしまうのだ。

タイまでのフライトは約5時間の予定であった。飛行機の座席に着いてしばらくすると、離陸開始のアナウンスが始まり、シートベルトを締めるようにとか、緊急時にどうするかといったビデオが上映された。飛行機は無事に離陸し機体が水平飛行状態になるころ、スナックのナッツが配られ、ドリンクが乗客に振舞われた。

スナックを食べ終えたころ、機内食が配られ始めたが、私たちの席は最後尾で、この日は前から配膳していったので、機内食は魚のみしか(ほかに何があったかは忘れてしまった)選べなかった。

「サカナスィカアリマセン。ゴメンナサイ。デモゥ、サカナノホウガオイスィネ」と客室乗務員は日本語で私に言った。

彼の日本語の言い方はかなりおかしかった。そして、魚のほうは機内食にしては確かになかなかいけたような気がする。

機内食を食べ終えると私は休憩することにしたなのだが、最近は深部静脈血栓症(ロングフライト症候群)を心配してかやたらソフトドリンクを配っていた。私は配られるたびに「そうか、安全のためだよな」と思いながら頂いた。機内にはおそらくタイ国内あるいはその周辺のアジアを旅行する人で一杯だった。バンコク経由でニュージーランドに行く者は多分私たちだけかもしれないなあと思った。

タイ国際航空機内
今からタイへいきま~す。この写真はタイ国際航空の機内です。

8月21日、朝10時過ぎの出国審査前の手荷物検査の列は福岡空港にしてはかなり長かった。今回を含めてここ4回の海外への旅行は福岡空港から出発だ。しかし、これくらい-とはいっても30から40人くらいだが-並んでいるのを見たのは私は初めてだった。多分、成田はとんでもなく並ぶんだろうなあ、私たちは一度も成田空港へ行ったことがないのでそんなふうに想像する。

手荷物検査を終えると、出国審査である。出国審査の職員は3人いた。みんな若かった。少なくとも私にはそう見えた。以前は日本人用出入国カードを書いて出国しないといけなかったが、今現在その必要はなくなっている。だから、私たち二人の出国審査は以前よりもすぐに終わった。

私と妻は福岡空港でタイ・バンコク行きのタイ国際航空TG649便の搭乗手続きのために並ぶ。通常、国際線の搭乗手続きは2時間前に開始される。今回も、二時間前の午前10時から開始された。もっと遅く、例えば1時間前に手続きをしても大丈夫なのであろうかと気にはなったが、もし席がオーバーブッキングで締め出しをくらっても困るので、私はこういったときはいつもより時間に正確になってしまう。

私は預ける荷物として、かつてANAのマイル10000と交換したスーツケースを一個係員に預けた。席は70A,70Bの席番号で、グラウンドスタッフによるとこれは乗る飛行機の一番後ろ左側座席とのことであった。

いよいよタイそしてニュージーランドへ出発の日となった。私は荷物の用意をしないといけなかった。

今回のこの旅行は少々回り道をして、まずタイで二日間泊まり、それからニュージーランドへ行く。ニュージーランドでは初日オークランドで泊まり、それから2日間はロトルア泊、そしてまたオークランドに泊まる予定だ。合計9日間の旅行だがホテルに泊まるのは6泊分なので、あとは機中泊ということになる。私と妻は今日の朝からいよいよ出発する。

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