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EVERSMILE(エバースマイル)
映画の紹介文、コメント、ショートレビュー的な雑文を書いています。何かの参考になれば幸いです。
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監督:クァク・ジェヨン
脚本:クァク・ジェヨン
出演:チョン・ジヒョン、チャン・ヒョク、キム・テウク、チャ・テヒョン
製作:2004年、韓国
上映時間:123分
『僕の彼女を紹介します』公式サイト(壁紙・スクリーンセーバーもあります。)
『僕の彼女を紹介します』を上映している映画館は?

ストーリー
婦人警察官のヨ・ギョンジン(チョン・ジヒョン)は窃盗犯の男(チャン・ヒョク)を追いかけて捕まえた。ところがそれは誤認逮捕であり、彼は無実の高校教師であった。

[映画『僕の彼女を紹介します』]の続きを読む
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岸辺のふたり岸辺のふたり
原題:Father and Daughter
監督・脚本:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
音楽:ノルマン・ロジェ、ドゥニ・シャルラン
製作:2000年、イギリス/オランダ
上映時間:8分
この作品DVDの詳細
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『岸辺のふたり』公式サイト
『岸辺のふたり』を上映している映画館は?

ストーリー
わずか8分間のアニメーション映画。
幼い娘と父は川岸を自転車で二人並んで走っていた。娘を岸辺に残したまま父は川岸のボートを漕ぎ出す。

[映画『岸辺のふたり』]の続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザーオール・アバウト・マイ・マザー
原題:Todo sobre mi Madre
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
製作総指揮:アグスティン・アルモドバル
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演:セシリア・ロス、マリサ・パレデス、ペネロペ・クルス
製作:1998年、スペイン
Amazonで詳しく見る
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この作品はlivedoorぽすれんでDVDをレンタルして鑑賞

ストーリー
マヌエラ(セシリア・ロス)の息子エステバンは父のことを知らなかった。息子は母マヌエラに父のことを隠さずに教えて欲しいと頼む。マヌエラは最愛の息子にそのことを伝えようと決めたばかりのころに息子を交通事故で亡くしてしまう。やがてマヌエラはマドリードを離れバルセロナへ旅立つ。

[映画『オール・アバウト・マイ・マザー』]の続きを読む

『ベルヴィル・ランデブー』公式サイト
『ベルヴィル・ランデブー』を上映している映画館は?

ストーリー
一人ぼっちで内気な孫のシャンピニオンが幼いころ、おばあちゃんは三輪車を買ってあげる。やがて、おばあちゃんはシャンピニオンをツール・ド・フランスの選手にまで育てあげる。ところが、シャンピニオンがツール・ド・フランスのレースに参加中力尽きてしまう。そこへフレンチマフィアが現れるのだが……。

レビュー
こんなシュールなアニメーション映画はこれまで見たこと無い。まずキャラクターが超現実的で、キモチ悪さが漂いつつもついつい見入ってしまう妙味がある。おばあちゃん、孫のシャンピオン、三つ子のシンガー老婆、犬のブルーノそれにフレンチマフィアなどみんなみんないい意味で変なキャラクターばかり。船も緊張感漂うあり得ないカタチをしている。

おばあちゃんの行動力がとってもこれまたシュールでタフだ。三つ子の老婆たちもいい味出していた。音楽もリズミカルでこの映画によく溶け込み馴染んでいる。

この映画の大きな特徴はセリフがほとんどない。あってもそれはニュースのセリフだったり、ツール・ド・フランスの実況だったりする。人と人の会話はほとんどない。そのことがこの作品の奥行き深さに貢献している。

セリフが無くても意外と意味は伝わるのだなあと感心してしまう。事件が発生するまでは結構だらだらとした展開だが、おばあちゃんの孫救出劇が始まる頃から話にしまりが出てくる。

一部に手塚治虫の画風のキャラクターがあったと思うのだが、そう思っている人は私だけではないと思う。そのキャラクターデザインが意図的なものなのかどうか気になるところだ。

ところでこの映画の邦題は『ベルヴィル・ランデブー』だが原題は" Les Triplettes de Belleville "となっており。原題からだとこの映画の主役はもしかしてあの三つ子の老婆たちなのかもしれない。

シュールという言葉ばかり持ち出してくどかったが本当にそうとしか言いようがない。このシュールなフレンチアニメーションが少しでも気になったら、今のうちにぜひ劇場で『ベルヴィル・ランデブー』を体験してもらいたい。実に味わい深い奥行きのある作品だった。そして、エンドロールは最後まで見ていよう……最後のオチがあるので。(2004年12月26日サロンシネマにて鑑賞)

こちらにも『ベルヴィル・ランデブー』のレビュー・批評・感想があります。
風花
secret*cafe
ライオンは起きているか
シネマの缶詰
生きてるだけで儲けもの☆
ベルヴィル・ランデブー@映画生活

原題:Les Triplettes de Belleville
監督:シルヴァン・ショメ
脚本:シルヴァン・ショメ
音楽:ブノワ・シャレスト
声の出演:ジャン=クロード・ドンダ、ミシェル・ロバン、モニカ・ヴィエガ
製作:2002年、フランス/ベルギー/カナダ


『ベルヴィル・ランデブー』のサウンドトラック(サントラ)
劇場ではかなりサントラは売れていました。日本発売のサントラはCCCD(コピーコントロールCDしかないのが痛いですね。輸入版のほうがいいかもしれません。)

ベルヴィル・ランデブー オリジナル・サウンドトラック(CCCD)
ベルヴィル・ランデブー オリジナル・サウンドトラック(CCCD)

Triplets of Belleville(輸入版)試聴可!
Triplets of Belleville


『ベルヴィル・ランデブー』のDVD

ベルヴィル・ランデブー / エディシオン・コレクトール (初回限定生産)
シルヴァン・ショメ
ベルヴィル・ランデブー / エディシオン・コレクトール (初回限定生産)
初回限定生産の特別版DVDです。

ベルヴィル・ランデブー
シルヴァン・ショメ
ベルヴィル・ランデブー


ターミナル\ターミナル
原題:The Terminal
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:サーシャ・ガヴァシ 、ジェフ・ナサンソン
出演:トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ
製作:2004年、アメリカ
Amazonで詳しく見る
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『ターミナル』公式サイト
『ターミナル』を上映している映画館は?

ストーリー
東ヨーロッパのクラコウジア(この映画中での架空の国)出身のビクター(トム・ハンクス)はニューヨークを目指し入国手続き中に空港警備局の係官に呼び止められる。驚くべきことにビクターの祖国クラコウジアはクーデターにより国家が消滅してしまった。そのためビクターのパスポートは無効となり空港ターミナル内で過ごすことを余儀なくされる。

レビュー
空港ターミナル内で足止めをくらった男と彼に関わる人間が織り成す様々な人間模様が描かれている。祖国が消滅し、パスポートが無効となったためビクターは入国不可となってしまう。英語を自由に喋ることができないビクターだが、知らず知らずのうちに空港内の労働者と親しくなっていったり、英語が上達していくさまはトム・ハンクスならではの演技のように感じた。

空港内では多くの人が働く。ある者はビクターをスパイではないかと恐れたり、別の者はビクターに食事を提供する代わりに意中の女性の情報を求めたり、客室乗務員アメリア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)はビクターにしかない何かに好意を寄せる。まさに空港内で世界が凝縮されているようだ。

私は旅行が大好きな人間なので、この作品のセットは気に入っている。JFK空港ということになっているこの映画の空港が実はセットなのだが、まるで本物の空港にしか見えない。さすが豊富な資金で作られた映画だと思わせる。

基本的には空港内の住人となったビクターと空港で働く人たちによる心温まるコメディタッチなストーリーだったように思う。最終的なビクターの目的が達成された時、私は「よかったなあ」と心の中で呟いた。広くいろんな人物に起こるできごとを見せている作品なので、深い感動を期待しすぎるとやや肩透かしを食うかもしれない。(2004年12月24日ワーナーマイカルシネマズ広島で鑑賞)

モンスターズ・インク
原題:Monsters, Inc.
監督:ピート・ドクター
脚本:ダン・ガーソン、アンドリュー・スタントン
声の出演:ジョン・グッドマン、ビリー・クリスタル、メアリー・ギブス、ジェームズ・コバーン、スティーヴ・ブシェミ
製作:2001年、アメリカ
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『モンスターズ・インク』公式サイト(pixar.com)
この作品はlivedoorぽすれんでDVDをレンタルして鑑賞

ストーリー
こどもの悲鳴を集めてエネルギーにする会社-モンスターズ・インク。モンスターズ・インクの社員は人間の世界へ行き、子どもたちを怖がらせて悲鳴を集めていた。しかし、モンスターたちは意外なことに人間を恐れていた。ある日、人間の女の子がモンスターの世界へやってきてしまい、モンスターシティは大騒ぎ!!

[映画『モンスターズ・インク』]の続きを読む

12月21日にlivedoorぽすれんでDVD2枚を初めてレンタルしました。(参照:21日の記事)そして、今日のお昼過ぎ郵便受けをチェックしたところ、中に青い封筒が入っていました。中1日で届きました。

ちなみに、livedoorぽすれんはオンラインDVDレンタル(宅配DVDレンタル)をサービスしています。インターネットで借りたいDVDを検索して借りることができるシステムです。2週間だけ無料(スタンダードコースでクレジット払いのみ)なので、私はlivedoorぽすれんにトライしてみることにしたのです。

[livedoorぽすれんを無料で試す-2]の続きを読む

SAW ソウSAW ソウ
監督:ジェームズ・ワン
脚本:リー・ワネル
音楽:チャーリー・クロウザー
出演:ケイリー・エルウィズ、ダニー・グローヴァー モニカ・ポッター、リー・ワネル、トビン・ベル
製作:2004年、アメリカ
2005/3/11DVD発売決定!!
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『SAW ソウ』公式サイト
『SAW ソウ』を上映している映画館は?

ストーリー
アダム(リー・ワネル)は目を覚ますとバスタブの中にいた。朦朧とした意識の中でアダムはもう一人の男-ゴードン(ケイリー・エルウィズ)と密室のバスルームで出会う。二人はバスルームの隅に鎖で繋がれていた。そして、部屋の真ん中には拳銃で自殺したとおぼしき男の死体が横たわっている。

レビュー
映画は特殊な状況の設定へ、観客をぐいぐいとスクリーンに引き込むように見事に作られている。次から次へと男たちを試すだけでなく、映画を見ている私たちが試されているような気分になる。

彼ら二人を監禁した犯人の今までの「ゲーム」、小出しに現れる二人が陥った状況「ゲーム」のヒント、二人がバスルームで監禁されるまでの背景などの演出がよくできている。時々聞こえるノイジーなサウンドもこの映画にはぴったり合っていて、観客の情動を揺さぶるには十分すぎた。

昨日、いろいろと評判だったこの作品をようやく見に行けたが、この映画のテーマは何だろう?単純に考えれば、「今ある『生』を大事にせよ、無駄にすることなかれ」ということだろうか。人体実験を体験しているような気分にさせられ、気分がおかしくなりそうだったが、それはまさに製作者サイドの思うツボにはまってしまったわけだ。

見終わったあとはネタバレ満載の劇場販売パンフレットにじっくりと目を通してしまった。生きていることに感謝し、これからはもっと時間を大事にしようと思ったのは私だけではないに違いない。

追記
12月29日私は友達と『ソウ』を見に行く。その時の友達の言葉。
「すごいですねえ、やられましたよ!!酒飲んでたから寝ようと思ったけど、全然寝れんかった」

12月30日私は妻と『ソウ』を見に行く。私は3回目だ。その時の妻の言葉。
「もう、こんなコワイ映画みせないでよ。もういや。こんな映画キライ」

こちらにも『ソウ』のレビュー・批評・感想があります。
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xina-shin のぷちシネマレビュー?
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to flow~hanaのひとりごと~
30歳独身男Kazuakiの映画日記
なつきの日記風(ぽいもの)
おえかき上達への道
angle cafe*
浮遊泳ホバリング

この映画の文庫本もあります。
ソウ―SAW
行川 渉 James Wan Leigh Whannell
ソウ―SAW

livedoorぽすれんはオンラインDVDレンタルと呼ばれる業態のDVDレンタルサービスを行なっています。インターネットでDVD のレンタルができます。新規会員二週間無料レンタルキャンペーンを行なっているので試してみることにしたわけです。

livedoorぽすれんのサイトへ行き、簡単な登録手続きを行ないます。クレジットカードのスタンダードコースだけが2週間無料キャンペーン対象のようなのでそれを選びました。希望のDVDを検索して登録リストを作成し2枚DVDを借りました。スタンダードコースはDVDを2枚単位で貸し出すようになっています。

『モンスターズ・インク』と『オール アバウト マイ マザー』を借りることにしました。今日の朝にレンタル手続きを済ませました。あしたかあさってにはポストに入っていることでしょう。楽しみです。

2週間無料の[livedoorぽすれん]のご登録は、こちらから ご利用いただけます。

五線譜のラブレター DE-LOVELY
監督:アーウィン・ウィンクラー
製作総指揮:サイモン・チャニング=ウィリアムズ、ゲイル・イーガン
脚本:ジェイ・コックス
出演:ケビン・クライン、アシュレイ・ジャッド、ジョナサン・プライス、ケビン・マクナリー、サンドラ・ネルソン
製作:アメリカ/イギリス、2004年

ストーリー
1920年代のパリを舞台にこの話は始まる。アメリカ人作曲家のコール・ポーター(ケビン・クライン)はパーティーでピアノを演奏中の時、美女リンダ(アシュレイ・ジャッド)に惹かれる。リンダもコールの素晴らしい作曲の才能、人柄に惹かれ、上流階級だったリンダはコールの作曲活動を支援するようになる。

[映画『五線譜のラブレター DE-LOVELY』]の続きを読む

現在私が使っているFC2ブログが携帯電話での閲覧が可能になった。携帯電話での投稿はできたが、携帯電話での閲覧がついに可能になった。これで、投稿した記事がきちんとアップされとことも携帯電話で確認ができる。

私のアドレス http://blog2.fc2.com/eversmile/ に ?m を付加して、http://blog2.fc2.com/eversmile/?mとすると携帯電話で見れるらしい。ちなみにPCでも携帯モードで閲覧可能だ。携帯モードの画面をPCで確認すると、ちょっとした感動を覚える。

[FC2ブログ携帯閲覧対応へ]の続きを読む

漫画『タッチ』が実写版で映画化されるそうだ。主役には、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で主役の長澤まさみが抜擢された。

コミックの総売上げが1億部を超え、アニメシリーズは最高視聴率32.9%を記録した、あだち充原作の人気コミック「タッチ」の実写映画化が決定。12月13日、東宝本社(東京・有楽町)で開かれた05年ラインナップ発表会の席で会見が行われ、ヒロインの浅倉南を演じる長澤まさみが参加した。
(eiga.comより引用:引用先http://www.eiga.com/buzz/041214/05.shtml

[漫画『タッチ』実写で映画化]の続きを読む
恋の門
監督・脚本:松尾スズキ
原作:羽生生純
出演:松田龍平、酒井若菜、松尾スズキ、忌野清志郎、小島聖
製作:2004年、日本
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映画『恋の門』(この作品の公式サイトこの作品を上映している映画館は?)は羽生生純の漫画『恋の門』を基にし、松尾スズキが初監督として製作した作品である。童貞20歳の自称漫画芸術家の蒼木門とコスプレマニアの証恋乃のエキセントリックな恋愛が描かれている。ネット上でいろいろとこの映画に関する情報を見て回ると、かなり風変わりな作品のようで、私は結構この作品を見たいなと思っていた。ようやく広島でも公開され、昨日横川シネマで『恋の門』を見てきた。

ストーリー
アルバイトの初出勤日、長髪ヒゲ面の自称漫画芸術家の蒼木門(松田龍平)は路上で証恋乃(酒井若菜)と出会いがしらに衝突してしまう。お互い好感を抱くものの、蒼木は急いで職場へ向かう。ところがなんとその職場には証恋乃がOLとして勤めていた。その夜の飲み会の後、蒼木門は証恋乃の部屋で一緒に過ごす。

[映画『恋の門』~恋は暴走!!]の続きを読む

dot the i ドット・ジ・アイdot the i ドット・ジ・アイ
監督:マシュー・パークヒル
脚本:マシュー・パークヒル
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ナタリア・ベルベケ、ジェームズ・ダーシー、トム・ハーディ、チャーリー・コックス
製作:イギリス/スペイン、2003年
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昨日サロンシネマで『dot the i ドット・ジ・アイ』(この作品の公式サイトこの作品を上映している映画館は?)を見た。広島での上映は東京より数ヶ月遅れが多い。そして、この作品の上映期間はわずか一週間。日本人にとってこの作品の妙なタイトルは"dot the i's and cross the t's"に由来しているようだ。iの点を打ち、tは横線をきちんと引いてということから、細かいところまで注意を払うという意味だ(参考:英辞郎 on the web より)。この映画は三角関係を描いた作品かと思いきや、「あれ?」っと思わせる妙な展開が続く。

[映画 『dot the i ドット・ジ・アイ』]の続きを読む

父、帰る
原題:VOZVRASHCHENIE(Возвращение)
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
音楽:アンドレイ・デルガチョフ
出演:ウラジーミル・ガーリン、イワン・ドブロヌラヴォフ、コンスタンチン・ラヴロネンコ、ナタリヤ・ヴドヴィナ
製作:ロシア、2003年

『父、帰る』(父、帰る公式サイトこの映画を上映している映画館は?)をサロンシネマで見てきた。この映画はロシア映画である。私はロシア映画を見るのは初めてだ。いままで、何回かその予告編の上映を見てきたが、その時の印象ではどうも謎が多そうで、また重苦しそうに感じた。アンドレイ・ズビャギンツェフ監督は、初監督にして、2003年度ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞・新人監督賞や世界各国の映画祭で数々の賞を受賞した。

ストーリー
母と祖母と兄弟の四人暮らしの家に、ある日突然父が帰ってきた。父は12年ぶりに家に帰ってきた。子どもたちは父親の顔は写真でしか知らなかった。父は子どもたちを翌日から旅行に連れて行くことにした。

レビュー
普通なら楽しいはずの父親との湖への旅行だが、兄弟にとっては試練の連続だった。私もこんな旅行には行きたくないと思う。

登場するキャストは誰も笑わない。父親が帰ってきても母や祖母は喜んでいる気配は無い。重苦しい空気が漂う。美しい風景と父子のかみ合わない交流のコントラストがなんともいえない世界を作り出す。

映画を見ている観客に多くの疑問をこの作品は投げかけてくる。いったいこの父は何者か、父は何がしたいのか、また、あれはいったいなんだったのか、と次から次へと何だろうと思いながらこの映画を見ることになる。そして、それらの疑問は最後まで何一つ解決しない。おそらくそういった疑問はこの映画の本質ではないのかもしれない。

決して見ていて楽しい映画ではないが、印象に残る映画だった。自分自身が父親にいずれなった時、この映画に対する見方は今とは違ったものになりそうだ。私はこの映画では風景を最も印象的に感じた。ストーリーはそっちのけで時々風景を楽しんでいた。

いま、会いにゆきますいま、会いにゆきます
監督:土井裕泰
原作:市川拓司
脚本:岡田惠和
出演:竹内結子、中村獅童、武井証

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今日、広島宝塚で『いま、会いにゆきます』(いま、会いにゆきます公式サイトこの映画を上映している映画館は?)をようやく見てきた。8時10分からのレイトショーで見た。上映は宝塚2のスクリーンだった。ちなみにこのスクリーンはとても小さい。かなり小さい。映画館で、これより小さいスクリーンは他には目にしたことがない。これより小さいスクリーンはあるのだろうか。

ストーリー
秋穂巧(中村獅童)は不運にも妻の澪(竹内結子)に先立たれる。巧は一人息子の佑司(武井証)と暮らしていた。梅雨の始まりのころ、不思議なことに妻にうりふたつの女が現れる。 彼女は記憶を一切持っていなかったが、そんな彼女ともう一度3人で暮らし始める。そして、その彼女は6週間後に巧と佑司の元を去る運命にあった。

レビュー
死んだはずの人がよみがえり、再び生活を共にする奇妙な展開ではじまる。なんで、生き返ってるんだろうと突っ込んではいけないのに突っ込んでしまう自分がいたりする。よみがえった澪が再び三人暮らしをするシーンの不可解さは後ほど解ける(ただしSF的な要素が大前提だが。)。

澪と巧の二人がお互いが結ばれるまでの描き方がこの作品の中での私のお気に入りのシーンだ。とにかくもどかしくまっすぐで初々しくそして切ない。そして、澪の生き方にはいろいろ考えかたがあるが、潔い生き様だったと思う。それだけ巧を想い愛していたのだ。その潔さを観客が悟る時がこの映画の最も大事な場面の一つだろう。それはまたとても切ない。

かなり涙を誘うシーンは多く(なんといっても澪はすでに死んでいる。)私も何度か涙を浮かべたが、もう少しで心が震えるほど感動しそうだった。もし、澪と巧の二人のピュアな世界がもっと自然なものに感じられるものであればこの作品の魅力はさらに増していたに違いない。

映画の原作小説
いま、会いにゆきます
市川 拓司



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Mr.インクレディブルを見た(Mr.インクレディブルを見た日のブログ)翌日の日曜日、妻と一緒に本通のマクドナルドに行き(フジグラン広島のマクドナルドはマズイことが多いのでスルー)、ハッピーセットを二つ注文してしまった。僕がハッピーセットを頼んだのは初めてかもしれない。妻は何回かハッピーセットあるいはハッピーミールを頼んだことがある。

ゲットしたハッピーセットのオモチャはMr.インクレディブルとヴァイオレットのオモチャだ。それくらいMr.インクレディブルは僕にとって感動的な作品だった。僕は今年で30になってしまったが、もうこういうオモチャは少し恥ずかしい年頃。子どもが一人いればなあ……。

もしそうなら「ハッピーセット、3つください」と言える(笑)。

Mr.インクレディブル
原題:The Incredibles
監督・脚本:ブラッド・バード
製作総指揮:ジョン・ラセター
声の出演:クレイグ・T・ネルソン、ホリー・ハンター、サラ・ヴォーウェル、スペンサー・フォックス、エリザベス・ペーニャ
製作:2004年、アメリカ

『Mr. インクレディブル』(Mr.インクレディブル公式サイト-壁紙もあります。今この映画を上映している映画館は?)を見に行った。「ああヒーローっていいなあ」ときっと思うことでしょう。

ストーリー
世界中のスーパー・ヒーローたちが多くの事件を解決していたが、スーパー・ヒーローたちは裁判に訴えられて 政府から活動を禁止されてしまう。そして15年後、かつてのスーパー・ヒーロー「Mr.インクレディブル」は 3人の子と妻の5人暮らし。スーパー・ヒーローをやめていたMr.インクレディブルは保険会社に勤務し、日々の暮らしに満足していなかった。 そんなある日、平凡な日常を覆す事件は起こる。

[映画『Mr. インクレディブル』~驚くべきファミリーの感動冒険物語]の続きを読む

シネツインチケット 12月1日、妻は映画回数券をサロンシネマまで行き手に入れてきた。40枚で3万円だった。他に12枚で1万円、25枚で2万円のセットもあった。

券面にはシネツインチケットと印刷されている。この回数券は、サロンシネマおよびシネツインで有効である。ちなみにサロンシネマやシネツインはミニシアター系の作品が中心の映画館だ。

有効期限は来年の12月末日までとなっている。私たちはなんとか一枚あたり750円の映画のチケットを手にすることで映画代が節約でき、その分さらに多くの映画を見れそうである。

ポーラー・エクスプレスポーラー・エクスプレス邦題:ポーラー・エクスプレス
原題:The Polar Express
監督:ロバート・ゼメキス
原作:クリス・ヴァン・オールズバーグ
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:トム・ハンクス、ノーナ・ゲイ、ピーター・スコラーリ

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幼いころサンタクロースを信じたり、クリスマスプレゼントを楽しみに待った経験はみなさんにはあるだろうか?それぞれの家庭でのクリスマスに対する考え方は違うと思う。また、基本的に日本はキリスト教文化が根底にあるわけではないのでクリスマスと言っても冷めた眼差しで街のクリスマスツリーを眺める人もいるだろうと思う。

私はクリスマスといえば、ケーキを食べて運がよければ何か買ってもらえる日という程度の認識しか持っていなかった。そういうわけでサンタクロースはいるとかいないとか言う以前にあまりそういった存在を意識していなかった。

今日見た映画『ポーラー・エクスプレス』(ポーラー・エクスプレス公式サイトこの映画を上映している映画館は?)はサンタクロースの存在を信じられない少年が主人公。しばらくの間日常をしばらくの間忘れて、さあみんな、ポーラー・エクスプレスで北極へ行こう!

[映画『ポーラーエクスプレス』~クリスマスイブそこには列車が…]の続きを読む

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