EVERSMILE(エバースマイル)
映画の紹介文、コメント、ショートレビュー的な雑文を書いています。何かの参考になれば幸いです。
200501<< 12345678910111213141516171819202122232425262728 >>200503
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)

原題:The Notebook
監督:ニック・カサヴェテス
脚本:ジャン・サーディ、ジェレミー・レヴェン
音楽:アーロン・ジグマン
出演:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー、ジョーン・アレン
製作:2004年、アメリカ
上映時間:123分
『きみに読む物語』公式サイト
『きみに読む物語』を上映している映画館は?
『きみに読む物語』ライアン・ゴズリング独占インタビュー(FLiXムービーサイト)

ストーリー
療養施設で生活する年老いた婦人(ジーナ・ローランズ)にある老人男性(ジョーン・アレン)がひとつの物語を読みはじめる。その物語は、1940年の夏、アメリカ南部の田舎町、シーブルックでのお話。良家の令嬢アリー(レイチェル・マクアダムズ)はシーブルックで休暇を家族と過ごしていた。ある日、アリーは地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会う。はじめはノアにつれない態度のアリーだが、ノアの積極的なアプローチを受けていつしかふたりは時間を共にするようになる。

レビュー
1940年、ひと夏の燃え上がる情熱的な恋愛をしたふたりの若者の物語。若さに満ち溢れたふたりの愛し合っている姿がとてもよく描かれている。どちらかといえば言葉で愛を表現するノア、そして言葉よりはカラダで愛らしく喜びを表現するアリー。ふたりの自然で活力ある演技は恋愛のエネルギーを十分に感じさせてくれる。

この作品のもう一つのシーンは高齢の二人の男女の場面だ。女性はアルツハイマー病で過去の記憶の一切を無くしてしまっていた。女性の記憶をなんとか呼び戻そうと必死になる男性の姿がまた悲しいものである。

ふたりの若い男女のストーリーと老いた男と女の場面から成るこの作品は物語の終盤で見事に融合する。観客の胸に単なる昔話に過ぎない恋愛話が喜びそして切なさを一緒に運ぶものへと変化する。

レイチェル・マクアダムズとライアン・ゴズリングによる演技は恋愛力全開。突拍子もないアプローチからはじまったラブストーリーはとてもとても魅力的なものに仕上がっている。

私は老人場面の最後に無理やりなものを感じる。でも、これはひとつの物語なのだからもし本当にそうだったらいいでしょうというひとつの提示なのだ。多くの人がこの映画に共感し涙をながし感動することだろう。(2005年2月5日ワーナーマイカルシネマズ広島で鑑賞)

追記(注意:ネタバレ含みます。)
この作品が観客を惹きつける理由の一つはいろいろとツッコミたくなるノアとアリーの恋愛にあるだろう。特にアリーがノアのことは忘れてロンと婚約をしたのに、再びノアと一緒になる点については彼女のわがままの極みだろう。でも恋愛ぐらいわがままじゃないとなあとも思うのだ。だいたい素直でまじめなカップルの恋愛なんて面白みに欠ける。

別にアリーは打算でお金持ちのロンと一緒になろうとしたのではないと思う。突拍子もないアプローチはノアと同じで、きっとアリーはロンの中にノアを見ていたような気がする。そして、アリーはたまたまノアの載った新聞記事を見つけ、アリーの脳内に昔の鮮烈な思い出が蘇えった。

どうしてアリーはノアに手紙を書かなかったのかという気もするが、アリーはノアから手紙がくると思っていたのに、何日間もノアからの手紙がなかったから怖くてアリーは手紙が書けなかったのだろう。実際のところあっさり手紙を書いてしまうとストーリー展開が大幅に変わってしまうけれど。

「(ノアとロンどっちを選ぶかについて)わたしどうしたらいいかわからない」とアリーはノアに言ったけれども、最後はアリーがしっかりと自分の意志で人生を決定するところが良かった。トランクを持つ彼女の表情はとてもすがすがしかった。

古い農家でふたりがはじめて性体験に及ぼうとするシーン。ふたりは交互に身に着けている衣服を脱ぎ、お互いの姿を目に焼き付けるシーンはほほえましい。そしてことに及ぼうとしてアリーが緊張しておしゃべりになり「あなたはどうしてそんなに落ち着いているの?」と笑いながら言うところがかわいらしい。

若き日のアリーは数十年間の時を経てアルツハイマー病を患っっていた。そして、隣にいるノアのことが誰かわからないという事実は彼にとってとても辛いことに違いなかった。若き日のノアのひたむきさは老年時代でも発揮し数分間ながらアリーの記憶回復の奇跡は訪れる。最後、二人が亡くなる前ベッドで二人は目を合わせた。アリーは隣の男がノアだとわかっていたんだよな、きっと。

こちらにも映画『きみに読む物語』のレビュー・批評・感想があります。
FOR BRILLIANT FUTURE
blog@Junkie Surfer Notes
話題のナレッジベース
I LOVE CINEMA +
xina-shinのぷちシネマレビュー?
*結婚私の場合*りんのにっき
Groovy Groovers
きみに読む物語@映画生活


映画『きみに読む物語』のDVDや本、サウンドトラックなどのご案内

きみに読む物語 DVD
きみに読む物語 この映画『きみに読み物語』のDVDの発売日はまだ決まっていませんが、お気に入りでしたらリンク先のamazonから発売日のお知らせメールを受け取ることもできます。
by G-Tools

きみに読む物語 原作翻訳本
ニコラス・スパークス
きみに読む物語映画『きみに読み物語』の原作本「The Notebook 」(ニコラス・スパークス著)の翻訳本です。「メッセージ・イン・ア・ボトル」でも知られるニコラス・スパークスは1996年に「The Motebook 」を発表後、人気作家となりました。映画の感動をもう一度!
by G-Tools

The Notebook 原作本
Nicholas Sparks
The Notebookこちらは原作本「The Notebook 」の原作ペーパーバックです。比較的平易な英語で書いてあるそうなので、ペーパーバック初心者にもオススメだとか。私も試して見たいなあと思っています。ハードカバーエディションもあります。
by G-Tools

The Notebook (Original Motion Picture Soundtrack)
Benny Goodman Dan Higgins Count Basie Sammy Fain
The Notebook (Original Motion Picture Soundtrack)映画『きみに読み物語』のオリジナルサウンドトラックです。こちらは輸入盤になります。リンク先では少し試聴もできます。
by G-Tools

スポンサーサイト

copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。