EVERSMILE(エバースマイル)
映画の紹介文、コメント、ショートレビュー的な雑文を書いています。何かの参考になれば幸いです。
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原題:Die Geschichte vom weinenden Kamel
蒙題:Ingen numsil
英題:The Story of the Weeping Camel
監督:ビャンバスレン・ダヴァー、ルイジ・ファロルニ
製作:2003年、ドイツ
上映時間 91分
『らくだの涙』公式サイト(壁紙もあります。)
『らくだの涙』を上映している映画館は?

ストーリー
モンゴルの遊牧民族の一家はひつじ、やぎ、そしてらくだなどの家畜と共に過ごしている。らくだの出産時期のころ、ある一頭の初産のらくだは白いらくだを産む。しかし、出産が難産だったためだろうか、母らくだは子らくだにミルクを与えなかった。そのままでは、子らくだは次第に弱って死んでしまうことに。そこで心配な家族は音楽療法を行おうとする。

レビュー
子らくだを避け、時には子らくだを足蹴りする母らくだのようすが撮影されている。動物を相手にこうもタイミングよく撮れるものではないと思う。

遊牧民の日々の営みを映画のスクリーンで目にすることは珍しかった。モンゴルの大地でのんびり過ごすのもいいなあと思ったが、時には砂嵐吹き荒れる厳しい自然を見ると、決してのんびりと過ごして生きていけるわけではないのだと思わずにはいられない。

母らくだに避けられる子らくだがどうなっていくかにやきもきしてしまう。最後には音楽の持つ力に驚かずにはいられない。音楽は人だけでなく動物にも訴える力があることを感じた。とても素朴でシンプルな映画。忙しい日々を忘れて、モンゴルの大自然とかわいい動物と素朴な人々の営みを観るのも時にはいいかもしれない。(2005年1月31日サロンシネマで鑑賞)

追記
この映画はモンゴルの映画かと思いきや、ドイツの映画作品だった。監督のビャンバスレン・ダヴァーとルイジ・ファロルニはそれぞれモンゴル人とイタリア人であり、この作品はその二人のミュンヘン映像映画大学卒業制作作品ということだ。

馬頭琴奏者を呼ぶために幼い兄弟は県庁までラクダに乗ってお使いにいくシーンがあるが、お使いというより旅みたいなスケールなのでお使い一つとっても大変だし悠久なものを感じさせてくれる。また、お使いから帰ってくる兄弟を双眼鏡で確かめるシーンにモンゴルらしさがあふれていると思った。

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THE STORY OF THE WEEPING CAMEL(2003年ドイツ)2005/4/20@早稲田松竹モンゴルドキュメンタリィ。初産で難産、でようやく産まれた子供は白いらくだ。母らくだは子らくだを愛せない。育児拒否ですね。ドキュメンタリーなんだから当たり前なんだけど、出産シーンとか生々しす
2005/05/27(金) 02:18:12 | befounddead
第77回アカデミー賞ドキュメンタリー部門ノミネート作品。 ミュンヘン映像映画大...
2005/10/25(火) 17:52:02 | White Screen Life
らくだと共に暮らすモンゴルの遊牧民一家に密着したドキュメンタリー。モンゴル南部に暮らす4世代の遊牧民一家。ある日、若い母らくだが白い子らくだを産み落とす。ところが、難産のショックからか、母らくだは子らくだへの授乳を拒否してしまう。Amazon.co.j...
2005/11/29(火) 12:30:22 | 生きてるだけで儲けもの☆

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