EVERSMILE(エバースマイル)
映画の紹介文、コメント、ショートレビュー的な雑文を書いています。何かの参考になれば幸いです。
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着陸前の機内から見えた虹ニュージーランドの大地を覆う空気の涼しさは私たちが南半球に来たことを思い知らせるのに間違いないものだった。私と妻は、ようやく到着したオークランド国際空港ターミナルビルのバス停の前にいた。

この地に到着するまでにバンコクからオーストラリア・シドニーの区間で2回、シドニーからオークランドまでの区間で1回食事があった。機内食はもうしばらく食べたくないだろうと私は妻に訊いた。

「うん、もういらない」と妻はうんざりしたような声で言う。

シドニーに一度着陸した時、オークランドに行く私と妻はそのまま乗っていてもいいのではと勝手に思ったりした。アナウンスされた英語が十分にはわからなかった私は、客室乗務員にどうするのかと尋ねると、荷物を持って降りるように言われた。

シドニー空港でもう一度荷物検査を受け、同じTG991便に再搭乗した。シドニーを出発した飛行機がオークランドに着陸するころ、飛行機の窓から外を見ると虹が見えた。

「ほら、虹だよ、虹、見てごらん」と私は驚きながら妻に言った。

青い空と鮮やかな緑の大地のキャンバスに虹のアーチが映るようすはとても美しかった。私と妻は二度と見られない光景をじっくりと眺めていた。

素晴らしい虹の歓迎を受けた飛行機はオークランド国際空港に24日12時30分ころに着陸し、私と妻は空港施設ビルに入った。空港施設の内装は青を基調にした配色で、日本ではなかなか見られないセンスの内装であった。免税店が目の前に何店か見えた。到着エリアで免税店に立ち寄れるとは少し珍しいなと私は思った。

二人の入国審査は特にトラブルなく終わった。検疫は少々厳しく場合によっては罰金もあると聞いていたので、私はウールのセーターを持っていると正直に係官に申告した。特に咎められることなく通過した。妻は検疫上問題になるような物は持ち運んでいないようだった。

空港ビルの外にあるバス停に接近すると、私たちに空港の職員、バス会社あるいはボランティアかなといった雰囲気の親切な年配の女性がこの自動販売機でチケットを買うようにと知らせてくれた。

空港で両替したてのニュージーランドドル紙幣(プラスティック製なので紙幣と呼べるのかどうかわからないが便宜上紙幣と呼んでいる)を機械に挿入しチケットを二人分買った。しばらくするとエアバスがバス停前にやって来た。

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