EVERSMILE(エバースマイル)
映画の紹介文、コメント、ショートレビュー的な雑文を書いています。何かの参考になれば幸いです。
200408<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>200409
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)

私は「どの品がお薦めですか」というようなことをウェイターに伝えると、彼は前菜やメインの品についてお薦めをそれぞれ説明し始めた。

彼は流暢な英語で料理の説明を英語の聞き取り能力不足の私にていねいにし、私はその流暢さに流されるかのように彼の推薦を注文した。メインにはチャコールグリルで焼いたブラジル産テンダーロインステーキを注文した。

私は彼のパンツのポケットに目を不意に向けると、そこからディズニーリトルマーメイドの携帯電話に付けるフィギュアが飛び出していた。

「オウ、マーメイド!」と私はフィギュアを指差して言った。
彼ははにかみながらそれをポケットの中に押し込んだ。
「あれはきっと彼女のプレゼントよ。きっと」と妻は私に言った。
「そうかもしれないね」と私は答えた。

彼はそのあと同僚となにやら話している。きっとマーメイドの人形のことを私たちに見られたことについてしゃべっているのだ。人形が見つかった時の彼のスマートな振る舞いの替わり具合に、私と妻は彼のタイ人らしい一面を見たような気がした。

ビールを飲んで食事をしながら、タイ最後の夜を過ごしていた。知らない間に客の数は増えている。後ろの席では日本人と西洋人がビジネス文書を取り出していた。

ついにテンダーロインステーキが二人の目の前に現れた。肉の厚さは5、6センチほどのステーキが実にうまそうだった。私はナイフで肉を切り分け肉片をお互いのさらに盛り付け、グレイビーソースをそのステーキに乗せた。私はそれを口にいれしっかり歯と咀嚼筋や舌そして鼻を動員しステーキのすべてを確かめた。実にアローイ(タイ語でおいしいの意)なステーキだった。柔らかくアミノ酸の旨みもたっぷりでジューシーだった。タイで素晴らしいステーキにありつけ、おそらく私の脳内では幸福感を満たす神経伝達物質が出ているような気がした。妻も私もステーキを十二分に満足しながら食べていた。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
感想や意見などを投稿する
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://eversmile.blog2.fc2.com/tb.php/64-3019d70a
この記事へのトラックバック

copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。